「結局、結婚にメリットあるの?」という記事を見つけました。
すごく違和感を感じるタイトルだと思いました。
なぜなら結婚は自分の損得勘定だけでするものではないと思うです。
結婚とは相手を愛し思いやり、互いが互いの為に生きていきたいと思い約束するものだと思うのです。
これが前提にあるからこそ、結婚というものが成り立つと思うんですよね。
この前提がなければ、別に結婚という形式は必要ないと思うんです。
記事の中には結婚する事で、
安心感が得られる、安らぎを得られる。
病気などした時看病してもらえる
社会的な信用を得られる
高齢になった時介護してもらえる
なとなど結婚のメリットについて綴られていますが、これって別に配偶者じゃなくてもいいですよね。
友達や恋人、家政婦、看護師、介護士でも出来るし、結婚しなくても内縁の配偶者でもいいわけですし、結婚していることの社会的信用なんてどこで誰に発揮するのか教えて欲しいものです。
メリットデメリットだけを計算して結婚している夫婦は、よくよく考えれば結婚している意味など無いと思うんですよね。
そのメリットを得るためにわざわざ戸籍を移し姓を変えて婚姻するのは何故でしょうか?
互いに睦みあい、愛し合い、助け合い、思いやっていて、その上で結婚しようがしまいが選択はありますが、婚姻関係を築く意味はこの関係の上に生じると思います。
結婚のメリットを意識するにしても、この大前提があればこその婚姻関係だと思います。
従って、結婚についてメリットデメリットだけを語るのはおかしいと思います。
相手の幸せの為に、自らの身も心も捧げられると思うなら結婚を考えてもいいかも。
メリットデメリットだけを考えて結婚を考えるなら、別に戸籍移したり姓を変える必要なんてないから、結婚という制度にこだわる必要ないと思います。