真実と善と美

 日常の中で、見たり聞いたりした事について書いています。

東京って都会だべ



 先日里帰りから帰ってくる妻子を迎えに羽田空港まで行ってきました。その帰りに息子が行きたがっていた東京スカイツリーに行ってきました。

 東京へ行くことはあっても、東京駅と羽田空港にしか行かないので、見るもの全てが新鮮です。

 私の住んでいる場所は田舎なので、都内を移動していると、ものすごく生活のギャップを感じます。
 どこへ行っても人は多いし電車は休みなしに走っているのに乗客は多く、情報が氾濫しています。建物は隙間なく建っていて、しかも高く(世界的に見れば東京の建築物は低く密集率が低いそうですが)、その中にも人間が生活していると思うと「何でそんなに人間が集まってるんだ?」って思います。

 そんな所での生活は、私の住む田舎町とは全く違うものである事は容易に想像がつきます。
 インターネットによってあらゆるものが距離を越えて共有出来るようになりましたが、実物や空気感、空間的感覚等はやはりその場に行かないと感じる事は出来ません。
 色んな事を代わりにやってもらうことが出来ても、その感想は代わって感じてもらうことは出来ません。

 大げさでなく、同じ日本でありながら別の国みたいって思いました。
 生活スタイルは全然違うし、その都市が抱える問題は全然違います。今後も人口が増え続け、高効率が求められる都市と、人口が減り続け、社会が機能しなくなるのではないかという心配をしなければならない地方。
 教育、医療福祉、財政、経済、何もかも地方とは違う問題を抱えています。

 私は一刻も早く道州制を導入した方が良いと思います。その地域に即した行政を行うべきだし、東京都心と地方と同じ教育システム、同じ福祉など運営するには無理がある事は安易に想像できます。
 道州制が導入されて、地域の独自性が発揮できる様になると、それぞれの地域はより魅力を増すのではないでしょうか?
 文化の均一化よりも多様化の方が全体は豊かになると思います。

 それにしても東京は魅力的です。よく都心に住む人が、信州や那須に別荘を持ち、家庭菜園や薪ストーブなどを楽しんでおられますが、逆に私の場合は普段から薪ストーブを楽しみ、家庭菜園やガーデニングを楽しむ毎日です。私は東京都心にタワーマンションの別荘が欲しいと思います。
 歌舞伎や相撲、演劇やコンサートなどをゆっくりと楽しむための拠点にしたいと思います。

 そんな考えは行ってみなければ沸きません。そういう刺激を促す事が、「出かける」という事の意義ではないでしょうか?

 だから、どんどん出かけよう!そして、この目で見て肌で感じて考えよう!

・違う都市に行くと全然生活スタイルが違ってて面白い

・地域性は大事。政府は分割すべき、地域ごとの特色が必要。それが地域の魅力に繋がる。

・他の地域に出かけていって生を体感すべき。そこから新しい刺激を受けて新しい考えを養える。