真実と善と美

 日常の中で、見たり聞いたりした事について書いています。

地域って…

地域を活性化させる意味って?

地域を元気にする目的は?

地域のためにって誰のため?

地域の文化を大切にする意味は?

住んでる場所で住民同士の摩擦を回避する目的のコミュニティ?

近所に住んでいる人に関心を持つ意味って?

地域に関心を持つ=地域愛?

 

もうすぐ2年間務めた育成会の会長の任期が終わるんですけど、この間色々と「地域」ってものを考えました。

 

「育成会面倒くさいから育成会解散しない?」

という人がいたり、

「若い人達に地域の為に頑張ってほしいので育成会さんよろしくお願いします」

って言われたり。

 

地域の行事などが面倒で全然活動に参加しない人とか、地域の活動に積極的に参加したり協力したりする人がいたり、地域の繋がりを大事にする人と、全然我関せずな人、同じ地域でも様々な価値観を持った人が混在するわけです。

 

じゃあ地域の為に活動する理由って?

インフラ整備は自治体の仕事な訳だけど、自治体の仕事が及ばない所はその地区の中で問題解決しなきゃいけない。街路樹の落ち葉掃除とか、ゴミ捨て場の除雪とか、区民会館の草刈りとか。そういう地域の問題解決のための地域コミュニティはなくてはならない。

 

地域を元気にしたり活性化したりする必要って?

商店街とかお店が沢山あるような地域は人の足を向けさせる為の努力を地域でしなきゃいけない。でもお店がそんなにあるわけでもなく、観光地として売り出してるものもなく、ただの住宅地域で活性化の必要は無いよね。

 

地域の為って言うけど、もう少し具体的に説明する必要があると思う。

地域に住む住民にとって住み良い場所にする為とか、

 

個別では解決できない大きな問題を住民同士が協力して解決しなきゃならない。問題提起する人が必要だし、みんなの問題なのに、それぞれが「誰かが何かしら解決してくれるだろう」といって他人任せにし、我関せずでおるのは身勝手だと思う。

 

住民同士のコミュニケーションの必要性って?

地域の問題解決をするにあたり、日頃からコミュニケーションは要る?

問題が起きた時だけコンセンサスとれば良いのでは?

 

周りの住民と普段からコミュニケーションが取れていることは安心感がある?摩擦を回避しやすい?

それぞれ違う価値観を持った人同士が同じ価値観を共有しようとするのは無理。

互いの違いを尊重すべき。

だから住民同士のトラブルで調整が必要な場面があったり、苦情が出るのはいたしかたない。

 

 文化の中には大事にしなければならないものがある。なぜならば文化とは、悟りに至る為の、その地域に根付いた一連の儀式や行程で、それが様々な形に変化したものだから。

民謡だったり、祭事だったり、盆踊りとか、風習とかね。

どんなに小さなものでも固有の文化財だから。

 

 と、まあ色々と書き連ねてみたんですけど、その地域によって課題は違ってて、それぞれの地域でそれぞれの形でコミュニティがあるわけです。

 

 その中には、今までは必要だったけど、今は必要ないものとか、今までには無かったけど、これから必要なものとかあるわけです。

 

 地域住民のニーズ沿ったコミュニティが必要で、常にコミュニティの活動の中身を見直しする必要があります。そうでないと、ただの面倒なコミュニティになってしまうし、時間とお金の浪費になってしまい、コミュニティ自体の存在意義を問われ消滅してしまう事になりかねません。

 

 大きな問題は自治体や地域の区の役員だけが負担するのではなく、地域に関わる多くの人が少しずつ負担をする事で解決できるわけです。

 

 大きな問題をそのままの形て゛解決しようとすると、大きなエネルギーが必要です。が、小分けにして多くの人が負担し合えば簡単に解決できる事だって沢山あります。

 

 予算と機会があるけど活動が面倒だから、その予算と機会までも手放してしまうというのはとても短絡的な考えです。

 折角の予算と機会を自分達にとって価値のあるものに活用するべきです。

 みんなで頭を使って考えて、より価値の高い予算の使い方をすれば、そのコミュニティは価値の高いものになるはずです。

 

 そして住民同士の関わり、

 地域に関心を持つ事は即ち地域愛です。

 地域に関心を持つ事は、近所の住民にある程度なら関心を持つ事です。

 関心の持ち過ぎは問題ですけど…

 

 価値観の違う人々が自分の住んでいる近所に住んでいるわけです。互いの違いを認め合わなければなりません。

 「みんな一緒」である必要はありません。互いに互いの価値観は違うのですから。

 

 ただし、住民同士の問題は声に出して解決する必要があります。我慢は禁物と思います。

 

 互いの違いを認めると言う事は、互いを知り理解するという事です。ですから普段から住民同士のコミュニケーションはある程度必要かと思います。

 地域の住民に関心を持ち、認めるというのは地域愛であると思います。

 

 まとめると

 地域には自分以外の価値観の違う人が住んでおり、相違を認め受け入れる事が必要です。

 その為には、互いに円満なる良心を持ち寄り関心を持つ事が必要です。

 

 地域にはその地域特有の問題があって、その地域に関わる人々が能動的にその問題の解決に向けて協力し合わなければなりません。

 

 自分が住んでいる所をより良くするのは誰かではなくて、自分なのです。

 

 取り留めのないブログ記事になったけど、まだまだ書く事が湧き出てくる。とりあえずはここまで…