真実と善と美

 日常の中で、見たり聞いたりした事について書いています。

年末年始における若者と高齢者の摩擦回避

 もうすぐ年越しですね。年末年始は家族や親戚と過ごす時間が多いですね。

 色んな年代が集まって一緒に時を過ごすわけですが、こういう時って価値観の世代間ギャップを感じることが多々ありますね。

 例えば紅白歌合戦を観ていると、高齢者と若者では価値観が全然違うので、折角楽しく観ているのに、横から水をさすような事を言ったり言われたりします。

 テレビでニュースや一年の出来事の振り返りなどを観ていると、その出来事や人物に対する考え方が世代で違ったりします。
 若者から見れば、年寄りは古臭い考え方で、新聞に書いてあることを鵜呑みにして、世の中がこんなに変化して新しい物事が席巻しているのに、見慣れないものに否定的だ。

 年寄りから見れば、最近の若者は
 新しいもの好きのくせにいつまでたっても半人前で、スマートフォンばっかり覗き込んで、常識が足りなくて、何もわかっちゃいない。

 こういう関係では融合することは無理ですね。

 それなのに、相容れない考え方の世代同士が年末年始に時間を共有すると、互いの変な考え方を看過できずに、思わず「違う」と言っちゃうんですよね。そうすると不毛な議論が始まってしまい、折角の里帰りや団欒がつまらないものになってしまうのです。

 若者は
堀江貴文さんの「ゼロ」にこう書いてあったから。とか、chikirinさんという人がこう言ってたから。などと自分が感心したブログや書籍を引き合いに出して無闇に年寄りに説教するのはやめましょう。通じません。
 それでも伝えたい時は、伝わりやすいようによく言葉を編集して発しましょう。自分の気持ちを話しましょう。

・一年に何度あるか分からない機会です。スマホは触らないように片付けて、会話を楽しみましょう。

・礼儀を重んじましょう。きちんと挨拶をしましょう。お酒をついで差し上げましょう。絶対喜びます。

・親のお手伝いをしましょう。親の苦労や気持ちを少し理解できるかもしれません。

・年長者を立てましょう。尊敬の気持ちが大事です。
 

年配者は
・若者がスマホをいじっているからといって放置せず話かけましょう。鬱陶しいような返事が返ってくるかもしれませんが、諦めてはいけません。

・誰かの言葉を引き合いに出して物を語り始めたらとりあえず最後まで聞いてあげましょう。その人にとって伝えたい事があるのです。

・お手伝いをお願いしましょう。感謝の気持ちも忘れずに。

・礼儀を優しく教えてあげましょう。他所の年寄りの前で恥をかかせない為です。

・若者が興味を示していることを否定せずにおきましょうどうしても肯定できなくても、否定はやめておきましょう。


ということで、互いに思いやり調和して楽しい年越しを過ごしましょう。