妻と子ども二人が不在という機会はなかなかないので、貴重な時間でした。
そもそも、実家に住みながら当時付き合っていた彼女のアパートに入り浸っていたり、実家を出て独り暮らしを始めた途端に彼女との半同棲生活をし、そのまま結婚して新婚生活が始まったので、本当に常に一人で寝食を過ごすって時間は、今までほとんどありませんでした。
一人で生活していると、
仕事帰りにどこに寄り道しても時間を気にしなくて良いってのが凄い!
何をいつ食べるか自由ってのが凄い!
子どもをお風呂に入れたり寝かしつけたりしなくていい!
物が散らからない。
そして、色々と考える時間が沢山とれる。ごはん食べてる時や、ソファに座って寛いでいる時間。
独身で独り暮らししてる人にとって当たり前なんだろうなぁ。
時間を持て余して余計な事やどうでもいい事をしたりするのかな?って思ったけど、逆だった。
自分自身に向き合う時間が取れるから、自己批判が出来るんだよね。だから自分にとってどうでもいい事が毎日少しずつそぎ落とされてゆく。
そして、自分に役に立つ事や、自分に必要な事はなんだろうかって考える時間が増える。
一人の時間というのは内省検証するに必要な時間なんだなって思いました。
でもね…
今日の面白かった出来事を話す相手がいない。
自分を呼ぶ声がしない。
家に帰ってくると暗くて寒い。
子どもの声が聞こえない
自分がやっている事が、誰の為の事でもない。それは全然貢献感がなくて張り合いがない。
子どもの衣類を畳んでいるとさみしくなるね。
3年前だったか、一人でHarleyで一泊ツーリングに出かけたことがあって、あの時間はとても良い時間でした。
いろんな事を考えたり、いろんな事に前向きになれました。
独りの時間はそんなもんでいいかも…
今度はキャンプ道具を揃えてHarleyで長いキャンプツーリングの旅に出たいなぁ。
妻の同意が得られればの話ですが…
独りってのは、たまにはいいものですね。たまには。
兎にも角にも、そもそも人の生きてる理由や意味なんかなくて、自分が自分の人生に意味を持たせること、それこそが、人生なんだと思います。
自分がもしもこの世に生まれてこなかったら…自分が居るのと居ないとでは何が違うか?その違いこそが自分の人生の意味なんじゃないでしょうか?
物事を消費するより物事を創り出す方が楽しい。
自分の満足よりも、誰かのために貢献した方が満たされる。
独りであろうが誰かと歩んでいようが関係なく、息を吐いて息を吸って生きて、この世に生を受けた因果に感謝しながら、この世に何かを残していけたら立派に人生を生きたって事だと思います。