真実と善と美

 日常の中で、見たり聞いたりした事について書いています。

責任者サイドと消費者サイド

 どんな場合でも、責任者サイドと消費者サイドの目線に分かれる場合があると思う。

 運営する側、或いは責任を負う側に立って物事を考える人と、ただそのサービスを消費する側の立場で物事を考える人。

 

 行政サービスなんかは、自分達の要望を主張しつつ、自治体側の立場や抱える問題を考えて、どうやったら上手く事が運ぶのか考えられる人と、只々自分達の主張だけを一方的に主張する人の二つのタイプがある。

 

 イベントなどは、運営する側の運営能力(人員や予算)などを考えて、自分達が消費者の立場としてどういうスタンスで参加をするかを考えられる人、例えば自分で出来ることは自分でやったり、盛り上げたり、協力的に参加してくれる。

 

 一方、運営能力を理解せずに、他の所ではもっといいのにここはやってくれないとか、サービスがショボいとか、明らかに人が足りないのにサービスが遅いとか、文句を言う人。

 

 確かにその場ですぐに改善出来る事があれば助言して差し上げた方がいい場合もありますが、どうしょうもない事をクレーム入れる人はいますね。

 

 その他のあらゆる場面で、責任者サイド、運営するの事を考えられる人と考えられない人ってはっきりしてますよね。

 

 

 息子が小学校で清掃班の班長をやることになって、そんな事を考えました。

 息子に言いました。

 「班長やったら班長の立場がよく分かっただろう。言うこと聞かなかったり、勝手な事ばかり言ったり、掃除しなかったりするヤツいたら迷惑だろ?先生から指示されたことみんなに伝えてその通りに動かすの大変だろ?」って。

 

 責任者の立場になって初めて気付く事って多いですよね。

 子どもの頃から些細なことでもリーダーのポジションを取る事って勉強になるんですよね。

 大人になっても色んな役に積極的に参加したり、リーダーを買って出たりする事って視野が広くなっていい事だと思いますよ。

 

 そうやって何事も責任者サイドの目線で観れる人が増えるといいですね。視野が広く気付きが多い人はありがたいですよ。