muse2 という脳波計を使い始めて半年以上が経ちました。
muse2については過去のブログをご覧ください。muse2 脳波計で瞑想する - ケンタロウBlog
この半年間は、冥想をやる際は殆どmuse2 を使ってやっています。
最初は手探りで、どういう状態が脳がリラックスした状態なのが、試行錯誤の連続でした。冥想を行う前のキャリブレーションで心が動揺したり、姿勢を正したり、動いたりすると、ほんの少し脳波が落ち着いただけで、小鳥が鳴きまくります。
そんなミスもあったり、あるいはAPPのバージョンアップの度に結果が変わったりして、瞑想の結果はコンディションにもよりますが、いつも不安定でした。
3月ごろから後頭神経痛が悪化してきて、瞑想の結果も伴って芳しくありません。
前にmuse2 を使っている高城剛さんにメールマガジンの質問コーナーにて質問をしたことがあります。「muse2 を使って瞑想をしてあるのですが、どうやったら上手くいくてしょうか?」という主旨の質問でした。
回答は、瞑想は体調に大きく影響されるので、身体のコンディションを整えることが大事だとの事でした。
確かに体調に大きく左右されている事は体感できます。寝不足や肉体疲労や精神的に不安定な時などは良い環境で瞑想を行なってもさっぱり小鳥が鳴きません。
昨今の残念な瞑想の結果は後頭神経痛の影響がもろに出ているのだと思います。
「ブッダの瞑想と脳科学」という本を読んだのですが、この本は脳波を測定しながら瞑想をやるにあたってとても参考になる本でした。
ブッダの瞑想と脳科学 (心を一気に進化させる仏教の脳開発プログラム)
多種多様な様々な瞑想メゾットがありますが、方法論は全然違えど、間違っているものは一つも無いと書いてありました。
人それぞれが信じやすい事(宗教、哲学、化学、有名人の言葉)があって、理解しやすい考え方があるので、自分に合った瞑想メゾットを見つける必要があるかと思います。ただどの道を歩んでも行く先は同じです。
最近はmuse2 を利用した様々なAPPがリリースされています。museアプリでは無い他の脳波を測定するアプリを使って瞑想をやる事がたまにあります。そちらの方がキャリブレーションとの比較評価でない分、瞑想中の脳波の状態がわかりやすいかもしれません。
とにかく、museアプリの日本語対応を願うばかりです。
まだまだ相変わらずの瞑想難民ですが、もっと深いところまで瞑想できたらと思います。