真実と善と美

 日常の中で、見たり聞いたりした事について書いています。

シュレッダーのゴミが捨てにくいわけ

 シュレッダーってゴミを捨てるの大変じゃないですか?私がゴミを捨てているとよく他の人に「シュレッダーって何でこんなにゴミが散らかるし捨てるの大変なんですかね?」って聞かれるんですけど、きっとそれはシュレッダーを使う人買う人とゴミを捨てる人がそれぞれ違う人だからだと思うのです。使う人はとにかくストレスなく使えるシュレッダーが欲しいわけです。スピードがあり、何十枚も重ねておいてもオートで入れられて、詰まらない物がいいと思うんです。買う人は使う人の意見と事業所の実態に合わせた性能や大きさと予算のバランスを考えて機種を決めると思うんです。シュレッダーを買うに当たって、そこにゴミを捨てる人の意見はなかなか反映しれないんですよ。なぜかというと、ある程度の大きさの事業所になるとゴミを捨てる人はビル管理会社から来ている人だったり、管理員だったりと他の組織の人だったりするからです。
 そこがシュレッダーは何故ゴミが散らかり捨てにくいのか?の答えとなるわけです。

 家庭用掃除機は違いますよね。
 家庭用掃除機は買う人と使う人と捨てる人は同じですからね。

 でもそれでいいと思うんですよね。何故かというと使う人と買う人は仕事の生産性を重視しているからです。生産性が高まる選択をしているので問題ないわけです。ゴミを捨てるという仕事はその生産性を支える仕事なので、ゴミの捨てやすさを期待せずに作業の生産性を検討する必要があります。

 シュレッダーだけにあらずいろんな組織にも言える事ですが、より高い価値を生み出そうとしている仕事を最優先すべきで、自分がそこにどう関わっているのかよく自覚しなければなりません。

 皆さんのその仕事は一体どういう価値を生み出していますか?